たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

サイト引っ越し

このたび、【座敷浪人の壺蔵】は、下記URLに引っ越しました。 https://sanmoto.net 面倒なことはしたくなかったんですが、最近、WEBページを表示するたびにアドレスバーに「保護されていない通信」とか「この接続は安全ではありません」などと出るようになり…

【あやしい古典文学の壺】10/21更新について

次の二編を追加しました。 「甥天狗」:どうも天狗というのは、胡散臭さがぬぐえません。この話の天狗も、もっともらしいことを言っていますが、一筋縄ではいかない奴らだと思えます。 「先祖伝来の悪霊」:督姫は後々「毒饅頭事件」という噂が語られます。…

【あやしい古典文学の壺】10/11更新について

次の二編を追加しました。 「胸が裂ける」:飲んだ湯薬がみな裂け目から漏れてしまうというグロテスクな虚しさ…。身につまされます。 「影のわずらい」:離魂・ドッペルゲンガーなどと類似の現象で、只野真葛が『奥州ばなし』に書いた「影の病」と同病のよう…

【あやしい古典文学の壺】10/01更新について

次の二編を追加しました。 「火見番墜落」:若いころには意気がって危ない行動をしがちです。この番人もそうだったのか、あるいは考えあっての自死なのか。 「生首櫓」:死骸を奪い去る妖怪としては火車が代表的で、ほかにも死神坊主とか化け猫とかいろいろ…