たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【座敷浪人の壺蔵】02/21更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、以下の二編を追加しました。 「蛇が突撃」「蛇が悶々」:例を挙げるまでもなく、蛇にまつわるこの手の話は神話の昔から数多く語られてきました。思えば蛇というのは不思議な奴で、あえて足を放棄したことで自由自在を得たかのご…

【座敷浪人の壺蔵】02/11更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、次の二編を追加しました。 「重いうわばみ」:ここはひとつ、右に左に首を打ち振ってパクパクと景気よく人を呑む大蛇を空想しましょう。現実世界で確認できる大蛇はせいぜい体重数十キロ、全然信頼できない情報でも「三百キロの…

【座敷浪人の壺蔵】02/01更新について

【あやしい古典文学の壺】に、次の二編を追加しました。 「水汲み少女」「枝から下がる足」:ただ姿が見えるだけ、声が聞こえるだけ、といった幽霊や妖精が好きです。そんな話の何が面白いのか、との意見もあるでしょうが、私は惹かれます。ちなみに、私が林…