たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【あやしい古典文学の壺】11/01日付更新について

以下の二編を追加しました。

「飛行銭」:「銭が飛ぶ~♪」といえば銭形平次ですが、この話の場合、人力に依らずに銭が自ずから飛んでおり、諸国で同様の現象が見られたという説もあります。なんでかは知りません。
ちなみに野村胡堂銭形平次捕物控』は全部で383編だそうで、すごいです。私がそのうちの数十編を読んだ限りで言うと、そうそういつも銭を投げているわけではありません。また、銭では力不足だからと、気前よく小判を投げたこともありました。

「豆の飯の迷走」:「狐に化かされた」といった終わり方に持って行けばそれまでのところ、それはあえてナシとすると、なかなか味わい深い話となります。

ハルさま:
チキンラーメンまんじゅう、黄身あんなんですね。…
そうなんですよ。いくらかはチキンラーメン味になっているだろうと思って買ったのに、残念でした。