たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【あやしい古典文学の壺】01/21日付の更新について

次の二編を追加しました。

「盗賊 vs.女四人」:女が四人がかりでワーワーキャーキャー抵抗するんで、盗賊も持て余したんでしょう。下女の報賞金だけ少ないのは納得できません。


「寒い夜」:血なまぐさくて嫌われるのは、まあ仕方ないです。お気の毒さまとしか…。
江戸時代、犬鍋はわりと食べられたみたいですね。牛馬や猪熊鹿などの獣肉は農村とか山間部に行かないと手に入りにくいわけですが、野良犬なら町中にもゴロゴロいたはずですから、捕まえて食べる気なら容易だったでしょう。