たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【あやしい古典文学】08/22更新について

次の二編を追加しました。

「山寺の夜」:妖怪じゃなくて、先に便所に入っていた人かもしれない。あんがい親切な人だったのでは…。

「妖怪の湯治」:便所の妖怪はいろいろです。中から戸を閉ざしいて開けられなくするなんてのは、迷惑だけど怖くはありません。中で待ち伏せていて、入ろうとした人を脅かすのは、それなりに怖いですが、いちばん嫌なのは、用を足している途中で出てくる妖怪でしょうね。こっちとしては進退窮まる。