たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【座敷浪人の壺蔵】01/21更新について

あやしい古典文学の壺〕に次の二編を追加しました。

海神」:いわゆる海底人の仲間でしょうか。以前「あやしい古典」では、「海人・鮫人」(No.859)というのを紹介しています。

猛魚」:涎を吐いて動物を倒すあたり、コモドドラゴンを連想させますね。魚ではないですが、けっこう泳ぎますから。このラカルトにかぎらず、海の怪物の伝説は非常にたくさんあります。クラーケンなんかもすごいし、「あやしい古典」では「鯨を呑む大魚」(No.86)で、体長一万メートルの「おきな」という魚の話を載せています。

ハルさま:
>上野饅頭:…情景を思い浮かべながら読むと、落語みたいな世界です。
情景が瓦版のイラストのように想像できますね。ところで、現在のとらやについて調べてみたら、ここに出てくるような大饅頭ではないですが、「蓬が嶋」という最大サイズで1㎏強の饅頭があるようです。