〔あやしい古典文学の壺〕に2編追加しました。
「苦潮」:これは海底付近に形成された酸素が極端に少ない水塊(貧酸素水塊)が海面に上がってきたもので、淡青色をしていることが多く、「青潮」とも呼ばれます。飲んだら即死するような強毒ではありませんが、魚介類は大量死します。
「雹害」:記録によれば大正七年、熊谷で直径30センチ、重さ3.4キロの雹が降ったそうですから、この話の雹もありうるサイズです。当たったらまず死にますな。
ハルさま:
>油揚げの原料は稲じゃなく大豆だ!
その油揚げを供える理由ですが、狐が害獣の鼠を捕ってくれるというので、もともとは鼠の油揚げを供えたらしいんですね。まあでも、なぜ鼠そのままでなく油で揚げたのかは分かりません。