たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【座敷浪人の壺蔵】更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に12編追加しました。

10/01「黒くなって死ぬ病」「腐骨瘡」:昔の地誌、随筆などさまざま目を通すにつけても、悪疫奇病の話題は尽きません。本質的には現代も同様で、つまり命あるものは病むということでしょうか…。

10/12「ほととぎす」「冥土鳥」:ホトトギスといえば、ウグイスなどに托卵する鳥で、そのあたりからも曲者感が漂います。

10/21「狐を獲る」「美濃の熊猟」:考え方はさまざまでしょうが、ここには自然界と対峙する狩猟民の悪びれることのない姿が描かれていると思います。

11/01「死んだら倍返し」:「死に一倍」という条件の借金契約は、江戸時代、本当にあったらしいです。親の遺産が当てにできる場合、名称や利率はともかくとして、現代でもありうる形式の借金だと思います。

11/11「無名魚」:「狼のような牙がある魚」というと凄い感じがしますが、ピラニアをはじめ、危険な牙を持つ魚はけっこういます。
「雁風呂」:外ヶ浜は津軽半島北端の地で、雁風呂の伝説は今も語り伝えられています。

11/21「明神の使者」:むかし景行天皇が、よからぬ行いをなしたペットの猿を伊勢湾に投げ捨てたんだとか。猿は溺死することなく三河の地に上陸し、そこらの山に入って住んだ。で、その山が猿投と呼ばれたとかなんとか…。
「森の明神」:大石田は最上街道の宿場として栄えたところだそうです。かつて山形新幹線大石田でおりて、バスで銀山温泉まで行ったことがあります。

12/01「惣領息子」:もう無茶苦茶ですね。狼まで活躍するし…。

ハルさま:
>死んだら倍返し:…親が借金を背負わされる事は無さそうな雰囲気ですが、どうなんでしょうね?
親が保証人になってなければ大丈夫でしょう。保証人にはならないでしょうし…。
>無名魚:…(伊豆にはバナナワニ園がある)
バナナワニ園では一杯食わされました。ぱかっと口を開けたまま全然動かないし、てっきりあのワニは作り物だと思って、「口の中のペンキの塗り方がちゃちい」などと馬鹿にしていたら、突然動いた。