たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

2025年

『座敷浪人の壺蔵』更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に4編追加しました。 12/11「医者と山伏」:山伏は豊富な薬石の知識を持ち、薬を製して祈祷などにも用いたはずで、ただうだうだ呪文を唱えるだけではなかったはず。この話の山伏は食わせ者でしょう。いや、でも食わせ者の山伏が多…

『座敷浪人の壺蔵』更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に6編追加しました。 11/13「人魚骨」:念珠の素材としては、木・石のほか、獣骨や魚骨などもあるので、念珠の玉を人魚の骨だと称しても、さほど不自然ではありません。効能はなさそうですが……。「スケト」:スケト=スケトウダラ…

新刊『怪の壺 遊霊だらけ』について

6冊目のkindle版電子ブック『怪の壺 遊霊だらけ』を発刊しました。 詳しくは こちら をご覧ください。

『座敷浪人の壺蔵』更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に8編追加しました。 10/01:「踊る心中者」:元禄16年(1703)には、大阪だけで46組の心中があったとされます。その年の話ですね。「迷い出る大文字屋」:あやしい古典No.1570「お梅に逢いたい」と似たところのある話。 10/11:「…

『座敷浪人の壺蔵』更新について

[あやしい古典文学の壺]に4編追加しました。 9/11「犬の執心」「松山の猫また」:犬にしろ猫にしろ、人間の近くにいると不穏な性情を醸してくるのかも。 9/21「空翔ける獣」:空を飛び、樹洞に棲み、尾が長い、などから考えて、ムササビだろうと思いまし…

『座敷浪人の壺蔵』更新について

[あやしい古典文学の壺]に7編追加しました。 8/02「山伏の死霊」:あやしい古典の世界で、山伏というのはあまりいい役回りではありません。法力があるぶん何かと厄介だったり、そうでなければ全くの食わせ者だったり…。当時の実際の山伏も、多分にそうい…

【座敷浪人の壺蔵】更新について

[あやしい古典文学の壺]に10編追加しました。 6/11「有尾人・半身人」:半身人は「両面宿儺」なんかの逆をいくやつですね。「頓遜国」:これまでの危ない民族と比べると、この国が随分まともに見える。 6/21「小僧の行列」:笛吹き男が先導していたかも…

【座敷浪人の壺蔵】更新について

【座敷浪人の壺蔵】の体裁を少し変えました。また、長らく更新していないコンテンツを削除しました。地味になりましたが、私自身いちだんと地味に生きるようになったので、これでいいかと思っています。 [あやしい古典文学の壺]に6編追加しました。 5/10…

【座敷浪人の壺蔵】更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に6編追加しました。 4/11「馬足の民」:「丁霊」は、B.C.3~A.D.5ごろモンゴル高原で遊牧生活をしていたトルコ系民族なんだそうで、なるほど……という気がしますね。「瓠犬国」:わりとよく、いろいろな類話の形で語られる話です…

【座敷浪人の壺蔵】更新について

[あやしい古典文学の壺]に5編追加しました。 3/11「狐火」:狐火と言われるものにはいろいろあるんですが、ここでは、狐の吐息が光る、狐の所持する玉が光る、といった類の火だと思われます。「狐つかい」:狐をつかう術なんて、敬遠したほうがいいかも。…

新刊と更新について

5冊目のkindle版電子ブック『怪の壺 妖物どよどよ草』を発刊しました。 詳しくは こちら をご覧ください。 * 〔あやしい古典文学の壺〕に6編追加しました。 2/01「光るもののこと」:なんでか知らないけど、言われてみればみんな光りそうだ。光る蜘蛛なん…

【座敷浪人の壺蔵】更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に4編追加しました。 01/11「無腸人」:別なところに「無腹人」というのもおります。こちらは無腸人のような再生力はなさそうで、ただ、「無腹人はきわめて背が高く、腹中に腸がないので、食べた物はそのままただちに排泄される」…

2024年挨拶と更新について

1/02〔あやしい古典文学の壺〕に2編追加しました。「岩上の人面」:顔の大きな女の妖怪は、山中にとどまらず、町中でもよく出てきます。顔の大きな男の妖怪というのは知りません。けっこう怖そうですが…。「猪に乗って去る」:話が進むにつれて、ただの雑役…