たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【座敷浪人の壺蔵】4/21更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、次の二編を追加しました。 「山中で鳴くもの」:「蛟竜」とは、水中に棲む竜の幼生で、風雨に時機を得て雲に乗り、天に昇って竜となるのだそうです。鳴き声は、「今だ、さあ行くぞ」と気合を入れているんでしょう。 「赤城山の…

【座敷浪人の壺蔵】4/11更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、次の二編を追加しました。 「氏神の使者」:蒲鉾は、もとはナマズで作ったものらしいです。https://dailyportalz.jp/kiji/140311163529上記URLの筆者、実際に作ってみたのには、敬意を表したい。 「穴洞三太夫」:舞鶴市吉坂(…

【座敷浪人の壺蔵】4/01更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、次の二編を追加しました。 「亡者の帰宅」:仮死状態の人を早まって埋葬してしまうことが、昔はあったのでしょう。この話のようにめでたく助かればいいですが、手遅れだと悲惨なことになってしまいます。今の「死亡確認のあと原…