たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【あやしい古典文学の壺】11/21日付の更新について

以下の二編を追加しました。 「赤飯好きの池」:池に棲む神霊に供物として赤飯をそなえる習俗の話。池のありかはかくせん村と二面村の間とあります。かくせん村は分かりませんが、二面村というのはかつて実際にあって、今のあわら温泉のあたりです。 「赤飯…

【あやしい古典文学の壺】11/11日付の更新について

以下の二編を追加しました。 「若い力」:じっさい若いときの気力・行動力はすごい。ひと歳とったらしみじみと分かります。若いから失せ物が見つかるというのも、ただちに探しに戻るから見つかるわけで、年寄りくさい分別で諦めたら決して見つからない。 「酒…

【あやしい古典文学の壺】11/01日付更新について

以下の二編を追加しました。 「飛行銭」:「銭が飛ぶ~♪」といえば銭形平次ですが、この話の場合、人力に依らずに銭が自ずから飛んでおり、諸国で同様の現象が見られたという説もあります。なんでかは知りません。ちなみに野村胡堂『銭形平次捕物控』は全部…