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〔あやしい古典文学の壺〕に6編追加しました。
2/01「光るもののこと」:なんでか知らないけど、言われてみればみんな光りそうだ。光る蜘蛛なんて、きっといるような気がする。
「訝しいこと」:馬の卵のところで出てくる「鮓答」は腸結石であって、広く解毒剤などとして用いられてきたそうです。ポルトガル語では「ヘイサラバサラ」という呪文じみた呼称です。
「訝しいこと」:馬の卵のところで出てくる「鮓答」は腸結石であって、広く解毒剤などとして用いられてきたそうです。ポルトガル語では「ヘイサラバサラ」という呪文じみた呼称です。
2/11「最勝寺山の猫又」:化け物というより、正体のさだかでない猛獣です。
「狐の子、人の子」:報復合戦は無益でも、心情的に不可避な場合があります。蔵奉行が故意に情報を漏らしたことで、最悪の事態は避けられたといえるでしょう。
2/21「老過国」:こういうのは、今の世の中の一面でもあるような…。
「奇肱国」:これはいいなあ。物語を想像させるし、映像的にも鮮やかだ。
ハルさま:
>狐の子、人の子:これは狐の言い分も分かる気がします。
「狐の子も人の子も、かわいいのは同じことだ」…不本意ながら棲みかを立ち退くことになった狐の心情ですが、いろんな受け取り方ができますね。