たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【座敷浪人の壺蔵】更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に8編追加しました。

8/21「オサキ狐」「くだという怪獣」:キツネ系憑き物2種。オサキ狐のようなやつが、普通の犬猫と同様に繁殖してそこらを徘徊したら、たしかに困りものですね。

9/01「大物の運搬」:あやしい大物の運搬、どこへ? 何のために? なんだか胸がときめきます。
「朽木のような塊」:つねさんの塊は、結局埋葬されなかったのだろうか。気になる。

9/11「出羽国毒虫の説」:川は雄物川で、毒虫はツツガムシだと思われます。昔はずいぶん恐れられた虫です。今も危険な毒虫ですが、早期に治療すれば回復は早いそうです。
「三面村」:当時から秘境で知られた村のようで、『中陵漫録』にも記事があります。本文から分かるようにマタギ集落としても名高かったのですが、もとの集落はダム建設で水没し、住民は集団移転しました。

9/21「尻突き」:『半七捕物帳』に出てくる尻突きの話も、この事件をもとにしています。実際、江戸時代の夜の闇で、変に夜目のきくやつに狙われたらどうしようもない。
「みずから陰茎を切る」:やることなすこと感覚的に受け入れがたい。なにより痛そうだ。

ハルさま:
出羽国毒虫の説:怖いですね。…ツツガムシ病という、…
その怖さ、よく分かります。私が子供のころの日本には、風土病という名でくくられる病気が各地にあって、ツツガムシ病もその一つですが、私が一番怖かったのはジストマです。いまでも名を聞くだけでゾクッとするほどです。