たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【座敷浪人の壺蔵】6/21更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に二編を追加しました。 「生前葬」:今の時代、葬儀社の提供プランにも生前葬があったりします。自分の葬儀で賑々しく騒いでもいいと思います。私は葬儀そのものが嫌いなので、絶対やりませんが… 「ただ者ではない」:陰陽師なんか…

【座敷浪人の壺蔵】6/11更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に、鼬の話を二つ追加しました。個人的には、鼬は無類にかわいらしい動物(顔も体型も)だと思うんですが、夜行性で、人間の身近に出没するからか、広く妖怪視されてきました。まあ実際、子供のころに実家の鶏が夜ごと襲われて、噛…

【座敷浪人の壺蔵】6/01更新について

〔あやしい古典文学の壺〕に二編追加しました。 「醍醐の白狼」:松浦静山『甲子夜話』によれば、「ハクロウ(白狼)」とは木葉天狗のことで、劫を経た狼がなるものだそうです。木葉天狗は最下級の天狗で、天狗界の雑用係ですが、この話の白狼は狼の姿のまま…