たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

8/21【あやしい古典文学の壺】更新について

以下の2編を追加しました。

「腹の曲芸」:阿弥陀池は、大阪市西区北堀江の和光寺という寺の境内に現存します。江戸時代には茶屋が軒を連ね、寄席や見世物で大いに賑わったそうで、しかし今まるでそんな雰囲気はありません。

「耳四郎」:耳四郎という名でちょっと有名なのは、大泥棒が法然上人の弟子になったとかで法話のネタにされている人物ですが、ここの耳四郎は言うまでもなく全くの別人です。
同じ見世物でも「眼力」(あやしい古典No.1284)みたいに気持ち悪くないのがいいですね。

ハルさま:
>サラッと20人以上呪い殺してますが…
夫の庄三郎は殺されていないようですから、大したものです。よっぽどうまく立ち回ったか、深く愛されていたか。