たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【あやしい古典文学の壺】04/01更新について

次の二編を追加しました。

「いさぎ」:秩父あたりの憑物を調べたら、「秩父の三害」と呼ばれたらしい「ネブッチョウ・ナマダゴ・オサキ」という憑物の家筋が出てきました。「いさぎ」は、そのうちの「オサキ(=オサキ狐)」のことではないかと思われます。

「金龍の法」:怪女 桂の方の大暴れを、存分にお楽しみください。

ハルさま:
>このように法が出来上がっているという事は、これまでにかなりの数の人間が金龍に挑み、そのうちの誰かが成功したということ。…
どうでしょうか。金龍の法によって願いをかなえた者は、その代償として例外なく破滅するのだとも考えられますね。