次の二編を追加しました。
「油瓶の怪」:恨みを晴らしに行くなら、なにも油瓶なんかに化けてひょこひょこ行かなくても、普通に飛ぶなり歩くなりすればよさそうなものだけど、それでは物の怪として物足りないのか…。
「阿衡の紛議」:これが平安政治史における一大事件だそうで、なんだかなあ。いろんな見方がある中で、藤原基経が言葉尻をとらえる形で仕掛けた政争というのが、私にはしっくりときます。
ハルさま:
>油瓶の怪:光景を想像すると、ちょっと可愛い。
器物の妖怪として「百鬼夜行(百器夜行)」にも加われそうですね。まあこの話の場合、人の恨みが器物の形をとっているので、ちょっと違うわけですが…。