たそがれ壺記

古典の森に棲み暮らし、奇談・怪談を語る偏人のブログです。

【あやしい古典文学の壺】06/01更新について

次の二編を追加しました。

「偽りの功名」:気絶した下僕の下敷きになって圧死とは、蜘蛛が弱すぎる。そんなやつが通りかかる者を片っ端から喰っていたとは、到底思えない。

「半蛇の内介」:「内介が淵」というのは、河内国の北部にかつて実在した淵だそうで、内介という人物にまつわる伝説や物語が幾つか伝わっています。あやしい古典NO.67「鯉の散らし紋」もその一つ。