〔あやしい古典文学の壺〕に8編追加しました。
04/11「毛の生えた熱いもの」:産まれたものの異様さが目を引きますが、その後生きたのか死んだのか、どうなったのだろう。
「水を吸うもの」:いかにも奇妙なもので、イメージするのがひと苦労です。「鑓到火」という道具はどういうものか、調べてみましたが、今のところわかりません。
04/21「笑う死人」:いわゆる「走屍」の一形態でしょうか。箒でどつくといいらしいが。
「焼け死んだ男」:人生いつどこで迷い道に踏み込むか、わかりませんねえ。
05/01「鰯のぬた」:死んだ人の霊が別れの挨拶に来たのでしょう。食事が「鰯のぬた」というのが、不思議な味わいを醸し出します。
「狐に憑かれて大暴れ」:元気だなあ。
05/11「赤坂の蜘蛛の巣」:蜘蛛の巣だらけの山中で、大きな蜘蛛の巣にかかったことがあります。情けなかった。あれが暗闇ならと思うと、恐ろしい。
「蝙蝠の怪」:蝙蝠は普通にしていても怪物っぽいですから、火見櫓を覆うほど巨大ならまさに怪物です。
ハルさま:
>水を吸うもの:火攻めの際に使うもの…?火の中に置くと、逆に水を噴き出すとか?
これ、よく分からないですよね。火攻めの際に、水を吸って消火を妨害する道具かと思いましたが…。
>狐に憑かれて大暴れ:暴れ方が狐というより猿のよう。
たしかに。こんな人騒がせな猿が、ときどき町中に出てきますね。